Web制作2026.09.21·5 min read·Nortiq Labs

ホームページリニューアルとGoogleサイト評判ポリシー対応

サイトリニューアルでまず何を確認すればよいか

外部パートナーが記事を掲載している枠や、自社が関与していない第三者コンテンツの区画がないかを、リニューアル着手前に洗い出すことから始めます。

Googleは2024年3月のコアアップデートで「サイト評判の不正使用」ポリシーを導入しました。サイトのテーマと無関係な第三者コンテンツを、既存サイトの評判を利用してランキング操作目的で掲載する行為が対象です(出典: NTT東日本「Googleの新ルール『サイト評判の不正使用』とは何か」)。さらに2026年8月30日からは、このポリシーの運用がEEA(欧州経済領域)域内と域外で分かれる改定が適用されています(出典: Google Search Central公式ブログ「Update to the Site Reputation Policy」2026年8月28日公開)。詳しい内容は次の見出しで説明します。

なお、Googleは2026年に入り3月25日と6月24日、そして8月18日から8月21日まで(所要時間は約64時間)の3回にわたり、コアスパムアップデートを展開しています(出典: 鈴木謙一氏ブログ「Google、2026年8月のスパムアップデートの展開を開始」)。リニューアル作業の時期がこうしたアップデートの展開時期と重なると、順位変動の原因切り分けが難しくなります。

この記事では、サイト評判の不正使用ポリシーがリニューアル実務のどこに関わるか、確認すべき手順を順に解説します。

Googleのサイト評判の不正使用ポリシーとは何か

サイトのテーマと無関係な第三者コンテンツを、既存サイトの評判を利用してランキング操作目的で掲載する行為を対象とするポリシーです。

たとえば、サイトの運営に関わっていない外部業者が、本来のテーマと無関係な記事を有料で掲載し、既存サイトの評判(ドメインの評価)を借りて検索順位を上げようとする行為が典型例です。サイト運営者自身が関与していないコンテンツかどうかが、判定の大きな要素になります。

ポリシーが導入された時期

このポリシーは2026年に新設されたものではありません。Googleは2024年3月のコアアップデートで、サイト評判の不正使用ポリシーを導入しています(出典: NTT東日本「Googleの新ルール『サイト評判の不正使用』とは何か」)。導入から一定期間が経過しているため、リニューアルを機に既存コンテンツを棚卸しする企業にとっても、すでに確認すべき対象になっています。

このポリシーは2026年8月30日にも運用が改定されています。改定の内容は次の見出しで説明します。

2026年8月の改定でGoogleサイト評判ポリシーの何が変わったか

2026年8月30日から、手動対策の扱いがEEA(欧州経済領域)域内と域外で分かれる運用に変わりました。

Googleは公式ブログ「Update to the Site Reputation Policy」(2026年8月28日公開)で、この改定を発表しました(出典: Google Search Central公式ブログ)。欧州委員会からの要請を受けた対応です。

EEA域外の扱い

EEA域外からの検索については、従来どおり手動対策が該当セクションの検索順位に直接影響します。日本国内の検索でこのポリシーに抵触したと判定された場合も、この扱いが適用されます。

EEA域内の扱い

EEA域内からの検索については、手動対策による直接的な順位への影響を適用しません。該当セクションをサイトの他の部分から切り離し、独自に評価する仕組みに切り替わります。

検索が行われる地域 手動対策の効果
EEA域外(日本を含む) 該当セクションの検索順位に直接影響する
EEA域内 順位への直接影響はなく、該当セクションを切り離して独自評価する

なお、Googleは2026年に入り3月25日、6月24日に続き、8月18日から8月21日まで(所要時間は約64時間)、3回目となる2026年8月コアスパムアップデートも展開しています(出典: 鈴木謙一氏ブログ「Google、2026年8月のスパムアップデートの展開を開始」)。全言語、全地域が対象で、新しいスパムポリシーの追加はありませんでした。サイト評判の不正使用ポリシー自体の運用改定とは別の出来事ですが、同じ時期に重なっている点は把握しておくとよいでしょう。

リニューアル作業の中で確認すべき手順は

既存ページの棚卸し、外部コンテンツ区画の洗い出し、301リダイレクト設計の順に確認します。

  1. 既存ページの棚卸しをする。サイト内の全ページを一覧化し、誰が作成したコンテンツかを確認します。所要時間の目安は、数百ページ規模のサイトで数日程度です。
  2. 外部コンテンツ区画を洗い出す。提携先やゲスト寄稿による記事枠、サイト運営者が関与していないコラムページなどを特定します。つまずきやすい点は、古い提携が担当者の異動で記録に残っておらず、洗い出しが漏れることです。
  3. 該当区画の扱いを決める。自社サイトのテーマに沿う内容へ書き直すか、削除するか、あるいは運営体制を明確にして残すかを判断します。
  4. 301リダイレクトを設計する。URL構成を変更する場合、旧URLから新URLへの転送を1件ずつ対応づけます。所要時間の目安は、対象ページ数に比例して数日から数週間です。

これらの手順は、サイトリニューアル全体の進め方の一部です。リニューアル全般の進め方は別記事で詳しく解説しています。

実装者として気づいた、見落としやすい落とし穴は

旧ドメインに残る第三者寄稿記事を精査せずに新ドメインへそのまま移管すると、評価対象の区画ごと引き継いでしまう点です。

301リダイレクトはURL単位の技術的な設定ですが、リダイレクト元のページが誰の書いたコンテンツかまでは教えてくれません。棚卸しの段階でコンテンツの出所を記録しておかないと、リダイレクト設計の担当者が気づかないまま、対象区画ごと新サイトへ持ち込んでしまいます。

サブディレクトリ単位で外部パートナーに運用を委託している場合は、特に注意が必要です。委託先の運用ルールが自社の管理から離れていると、リニューアル後に新しいコンテンツが同じ区画に追加され続け、都度の確認が漏れやすくなります。区画ごとの運用担当と更新ルールを、リニューアルのタイミングで一度整理しておくことをおすすめします。

ノーティックラボに相談するとどう進められるか

既存サイトの構成を確認したうえで、ポリシーに抵触しない移行計画を提案します。

サイトリニューアルは、デザインや表示速度の改善に意識が向きがちで、外部コンテンツ区画のような運用面の確認は後回しになりやすいものです。担当者が一人で全ページの出所を洗い出すには、相応の時間もかかります。

弊社では、リニューアル前の要件整理の段階で、既存ページの棚卸しと外部コンテンツ区画の確認をあわせて実施します。代表自身がRAGやCore Web Vitals対応などの実装を担当するため、技術的な確認と移行計画の提案を一貫して進められる点が特徴です。

サイトリニューアルの進め方を相談したい場合は、無料診断(/diagnostic)からお問い合わせください。

よくあるご質問

この記事に関して多い質問と回答をまとめます。

サイトリニューアルでGoogleのサイト評判の不正使用ポリシーに違反するとどうなりますか

手動対策の対象になった場合、該当セクションの検索順位に影響が及びます。日本国内の検索であれば、2026年8月30日以降もこの直接的な影響は変わりません。対象区画がサイト全体の評価に波及しないよう、事前の棚卸しで区画を特定しておくことが重要です。

サイト評判の不正使用ポリシーはEEA以外の日本の企業サイトにも適用されますか

適用されます。2026年8月30日の改定は、EEA域内からの検索に対する運用を変更したものです。EEA域外である日本からの検索については、従来どおり手動対策が直接反映されます。

リニューアル時に外部ライターの寄稿記事はそのまま残してよいですか

サイト運営者が関与し、サイトのテーマに沿った内容であれば、寄稿記事自体が問題になるわけではありません。運営への関与がなく、テーマと無関係な内容の場合は、書き直しや削除を検討してください。

サイト評判の不正使用ポリシーとバックボタンハイジャックポリシーは何が違いますか

サイト評判の不正使用ポリシーは、無関係な第三者コンテンツの掲載による評判の借用を対象とします。バックボタンハイジャックポリシーは、ブラウザの戻る操作を妨げる実装を対象とする別のポリシーです。対象とする行為が異なります。

301リダイレクトを設定すればサイト評判ポリシーの問題は解消しますか

解消しません。301リダイレクトはURLの転送設定にすぎず、転送先のコンテンツが誰の作成かは判定しません。リダイレクト設計の前に、コンテンツの出所を棚卸しで確認しておく必要があります。

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監修: 株式会社ノーティックラボ 代表(AIエンジニア)
本記事はAIを活用して制作しています

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